案里氏側への1.5億円支出 二階幹事長が発言を釈明[2021/05/18 17:24]

 参議院広島選挙区を巡る買収事件で有罪が確定した河井案里陣営に対して自民党が1億5000万円を送金していたことに関し、二階幹事長は関与していないとした自身の発言について釈明しました。

 自民党・二階幹事長:「党全般の責任は私にあることは当然のことでありますが、収入支出の最終判断をしているわけであって個別の選挙区の選挙戦略や支援方針については、それぞれ担当において行っている。それ以上でもそれ以下でもありません」

 そのうえで当時、選挙対策委員長を務めていた甘利氏に説明責任があるのか問われると、会見に同席をしていた林幹事長代理が反論しました。

 自民党・林幹事長代理:「色々、幹事長が発言しているんだから、根掘り葉掘りね、あまり党の内部のことまで踏み込まないでもらいたい」

 一方、甘利氏は記者団に対して「1ミリも、1ミクロンも関わっていない。選対委員長は公認の調整だけだ」と説明しました。

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