陸自 実弾射撃演習「総火演」今年も無観客で開催[2021/05/22 12:10]

 陸上自衛隊による国内最大規模の実弾射撃演習が今年も無観客で行われました。

 「富士総合火力演習」は、陸上自衛隊員約2300人、戦車や装甲車40両以上が参加し、海から侵攻してくる敵を次々と砲弾などで撃破するという想定で実施されました。

 最新鋭の無人偵察機「UAV」も初めて今回の演習で導入されました。

 尖閣諸島周辺などで海洋進出を強める中国を念頭に、防衛力の強化を図る狙いがあります。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般公開は去年と同様、中止となっています。

 演習は22日夜も敵の攻撃を受けた後、反撃する想定で行われる予定です。

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