LGBT法案巡り…立憲・枝野氏「会期延長すればいい」

　LGBT法案を巡って自民党が今の国会での提出を断念したことについて、立憲民主党の枝野幸男代表は「会期を延長すればいいだけだ」と自民党の対応を批判しました。

　立憲民主党代表・枝野幸男氏：「LGBT法案だけ国会日程のせいにするというのは、これこそまさに恣意（しい）的だと言わざる得ません。日程足りないなら延長すればいいだけの話であります」

　今の国会の会期は6月16日までです。

　枝野代表は「国会審議や会期延長については柔軟に協議に応じる」と述べ、LGBT法案について今の国会での成立を求めていく考えです。

　そのうえで政府・与党が会期延長しない方針であることを踏まえ、「今は国家の危機で通年国会とするべきだが、少なくとも3カ月程度の延長は必要だ」と指摘しました。

　一方、内閣不信任案の提出については「政府・与党の対応を見極め、総合的に判断する」と述べるにとどめました。