オリパラ開催に尾身会長 有観客のリスク評価へ[2021/06/09 11:49]

 東京オリンピック・パラリンピックの開催を巡り、政府のコロナ分科会の尾身会長は観客を入れた場合にどんなリスクがあるのか評価を示したいと述べました。

 政府分科会・尾身会長:「仮に(緊急事態宣言を)解除した後には、また人流が増えて感染が拡大するプレッシャーがある。そういうなかで、多くの人々に協力をお願いする必要があるんで、そういう時には全体皆がそうだなという思いが矛盾しないような形というオリンピックの在り方というのは、そういうことは求められるだろう」

 尾身会長は、観客については人の移動や飲食による感染リスクを考えると同時に、感染対策の要請を受けている地域の人がその要請に納得できる「スタジアム内の景色が大事だ」と述べました。

 また、オリンピックを開催する場合、医療に過剰な負担を掛けないのが一番大事だと改めて強調しました。

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