在日米軍の従業員にワクチン接種 米軍が費用負担[2021/06/10 16:00]
在日アメリカ軍で働く日本人を含む従業員約2万6000人にアメリカ軍がワクチン接種を行うことが決まりました。
アメリカ軍によるワクチン接種の対象となるのは、日本各地のアメリカ軍基地で働く従業員約2万6000人で、そのほとんどが日本人だということです。
接種は今月上旬から基地内の病院で希望者に対して行われます。
使用するワクチンは、在日アメリカ軍が保有するファイザー製とモデルナ製のもので、費用はアメリカ軍が負担します。
ただし日本の法律が適用されないため、死亡した時や重い障害が出た場合は、アメリカの制度に基づく補償を受けることになります。
防衛省は、「在日アメリカ軍の中での感染拡大の防止は、即応性の維持や我が国の安全保障上、極めて重要な課題だ」としています。