G7サミット 菅総理が五輪開催の“決意”表明[2021/06/12 06:19]

 イギリスで開催されているG7サミットで菅総理大臣はこの夏のオリンピック開催に向けた決意を表明し、参加国からの賛同を得たということです。

 (大石真依子記者報告)
 菅総理は自らの発言の締めくくりで「夢と感動を与えたい」と開催に向けた支持を訴えました。

 初日の会合では「新型コロナからのよりよい回復」をテーマに議論が繰り広げられました。

 そのなかで菅総理は東京大会について「世界が団結して難局を乗り越えていけることを日本から世界に発信したい」と訴えました。

 そのうえで、「万全な感染対策を講じ、準備を進めていく」と説明したうえで「最高の競技を期待している」と述べ、各国に選手団の派遣を呼び掛けました。

 これに対し、参加国の首脳の一人からはG7各国の一致した意見として「大会の成功を確信している」との発言があったということです。

 日本側の出席者の一人は、各国の首脳は「満面の笑みを浮かべていた」と状況を描写しましたが、質問や異論が出たかについては分かっていません。

 政府関係者は今回のサミットの大きな狙いの一つをまずは達成できたと胸をなで下ろしています。

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