菅総理 対中国で深い懸念を表明 G7の連携呼びかけ[2021/06/12 23:07]

 イギリスで開催されているG7サミットでは2日目の議論が続いています。菅総理大臣は中国を巡る問題に対して深い懸念を表明し、G7の連携した行動を呼び掛けました。

 日本時間の12日夜からは「より強靭(きょうじん)な回復」をテーマに議論が行われました。

 この議論のなかで、複数の参加国から中国に関する言及があったということです。

 菅総理からは東シナ海や南シナ海における一方的な行動や、ウイグル族への差別などの人権問題を指摘しました。

 加えて、国有企業への過剰な補助金といった不公正な経済活動などを挙げ、「G7の価値観と相いれない」と述べて中国を巡る問題について深い懸念を表明しました。

 そのうえで、G7各国に対しては連携した行動を取るべきだと訴えました。

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