秋葉外務次官退任へ “インド太平洋構想”を推進[2021/06/22 15:18]

 政府は、外務省の事務方トップを戦後最長期間務めた秋葉剛男事務次官を交代させる人事を発表しました。

 秋葉氏は、2018年に外務事務次官に就任し、戦後最長の3年半務めました。

 安倍前総理大臣や菅総理大臣からの信任も厚く、「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進するなど、「ミスター外務省」と称されました。

 秋葉氏の後任には、1年後輩で、北米局長などを経験し、ロシアとの平和条約交渉にも携わってきた森健良外務審議官が就任しました。

 茂木外務大臣は、森氏の起用について、「秋葉次官の近くで仕事をしてきた。政策の継続性とさらなる進展という意味でもしっかり仕事をしてほしい」と述べました。

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