総務省“違法接待”問題で懲戒処分の幹部が辞職[2021/06/25 11:34]

 総務省は違法な接待問題で懲戒処分を受けた事務次官級の吉田真人総務審議官らが来月1日付で辞職すると発表しました。

 武田総務大臣:「組織体制を立て直し、総務行政に対する信頼を回復することが急務であります」

 辞職するのは吉田総務審議官のほか、官房付の秋本芳徳前情報流通行政局長と奈良俊哉内閣審議官です。

 3人は菅総理大臣の長男が勤める放送事業会社の東北新社から違法な接待を受けて2月に減給処分されていて、事実上の引責辞職です。

 NTTからの違法接待で減給処分を受けた巻口英司国際戦略局長は、局長級のポストであるサイバーセキュリティ統括官に起用されました。

 いずれも来月1日の発令です。

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