野党が選手村の感染対策など組織委からヒアリング[2021/07/12 19:22]

 東京オリンピックの開催を来週に控え、野党は13日にオープンする選手村の感染症対策などについて組織委員会からヒアリングを行いました。

 立憲民主党・奥野衆院議員:「バブルのなかでの感染が広がる恐れがあって、それは本当にものすごい懸念している。安全なはずの選手村がクラスター起きたら、本当に日本が世界に顔向けできないと思います」

 野党側は入国時に空港で新型コロナウイルスの感染が判明した人や濃厚接触の疑いがある人を選手村に移動させるのはクラスターが発生する可能性があるため、やめるべきだと指摘しました。

 これに対して組織委員会の担当者は、感染者は選手村の発熱外来でPCR検査を行った後、都内の病院に移動すると説明しました。

 濃厚接触者の疑いがある人については選手村の空きスペースで隔離するとして、対応に問題はないという認識を示しました。

 野党側は「何人医者がいるか、医療体制も不明確で選手村で働くスタッフに感染する可能性もあり、対策が不十分だ」として、引き続き追及する方針です。

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