「東京五輪の感染対策徹底を」野党が改めて申し入れ[2021/07/20 20:36]

 今週から始まる東京オリンピックについて、野党は改めて関係者の行動管理や感染症対策を徹底するようオリンピック担当の丸川大臣に求めました。

 立憲民主党・逢坂衆議院議員:「政府からも全く虚偽の説明が繰り返されている。この点に関してはもう我々も怒り心頭だ。我々に嘘を作って一体どういうことなんだ」

 野党側は入国したオリンピック関係者について、実際には15分以内であれば外出ができるようになっていることや、その際に監督者が同行していないことなど、これまでの政府側の説明が実態と異なることを問題視しています。

 野党議員によりますと、丸川大臣はオリンピック関係者の感染防止のための行動ルールをまとめた「プレーブック」が徹底されない場合は「14日間の待機に戻す」と述べ、入国後の待機免除を取りやめる可能性も示唆したということです。

 一方で、野党議員が「今からでも延期か中止を検討頂けないか」と求めたのに対し、丸川大臣は「もう選手が来ちゃってるから」と応じたということです。

 野党はオリンピック期間中も国会での審議を求めていく考えです。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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