自衛隊機の緊急発進回数 任務開始以来3万回に[2021/07/21 06:22]

 防衛省は領空侵犯の恐れのある外国機への自衛隊機の緊急発進の回数が任務開始以来、3万回に達したと発表しました。

 防衛省によりますと、19日の東シナ海での緊急発進で領空侵犯への対応の回数が1958年の任務開始から合わせて3万回に達しました。

 2006年にはロシア機が196回で全体の約8割を占めていましたが、2012年以降は中国機の割合が最も多くなり、2016年には過去最多の851回を数えています。

 防衛省はこうした中国機への対応の増加のため、ペースが年々、早まっていると分析しています。

こちらも読まれています