総理“マラソン外交”初日はWHO・テドロス氏と会談[2021/07/22 15:28]
菅総理大臣は東京オリンピックの開会式に合わせて来日する外国の首脳らとのマラソン外交を22日からスタートさせました。
菅総理は迎賓館で会談を行います。
23日にはファイザー社のトップと面会し、安定的なワクチン供給に向けてさらなる協力を求める考えです。
今回、首脳級の出席者は新型コロナウイルスの影響を受け、近年のオリンピックでは最少の約15の国と機関となる見通しです。
初日の22日はWHO(世界保健機関)のテドロス事務局長と会談し、東京大会の感染対策などについて意見交換したとみられます。
夜にはアメリカのバイデン大統領の妻のジル夫人と夕食をともにするほか、24日には次の開催国・フランスのマクロン大統領との会談を行う予定です。
一方、来年、冬季オリンピックを控える中国は、最高指導部メンバーの派遣を見送ったほか、注目された日韓首脳会談についても会談の成果が見込めず、文(ムン)大統領が来日を見送ったため実現しませんでした。
政府が当初、期待していた華やかな外交の舞台とはならず、政府内からは「残念だ」との声も聞こえてきます。