菅総理、五輪外交終える 「華々しい」とはいかず…[2021/07/24 19:24]

 菅総理大臣は、東京オリンピックの開会式に合わせて来日した10を超える国や機関の首脳らと会談し、3日間のマラソン外交を終えました。

 マラソン外交を締めくくったのは、2024年にパリ大会を開催するフランスのマクロン大統領との会談です。

 「新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の団結の象徴」として、東京大会の意義を確認し、「安全安心」などの経験を共有する考えで一致しました。

 また、22日にはアメリカのバイデン大統領の妻・ジル夫人と夕食会を行いました。

 菅総理は、一連の会談で「安全安心な大会を実現する決意」を強調し、理解を求めました。

 一方、新型コロナの影響で多くの国が首脳級の派遣を見送り、当初、政府が期待していた「華々しいオリンピック外交」にはなりませんでした。

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