「黒い雨」訴訟 国側が上告断念 菅総理表明[2021/07/26 16:33]

 菅総理大臣は原爆投下後に降った「黒い雨」を巡る裁判で、国側として上告を断念すると表明しました。

 原告側に対して「直ちに被爆者手帳を交付する」としたうえで、同様の被害を受けた人に対して「救済措置を検討する」としています。

 菅総理は26日午後、総理官邸で広島県の湯崎知事や広島市の松井市長と面会し、こうした国側の方針を伝える見通しです。

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