辺野古のサンゴ移植 許可撤回に防衛大臣が対抗措置[2021/08/02 16:27]

 アメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古の海のサンゴの移植について、沖縄県が移植の許可を撤回したことへの対抗措置として岸防衛大臣が撤回の取り消しを求めました。

 岸防衛大臣:「(移植は)サンゴ類への影響に配慮して適切に行ったものであることから、沖縄県が行った特別採捕許可の取り消し処分は取り消されるべきであると判断をした」

 岸大臣はさらに、2日午前に防衛省として行政不服審査法に基づいて「撤回の取り消し」を求めたことを明らかにしました。

 防衛省は、沖縄県が先月28日に移植を許可したことを受け、翌29日から作業を始めていました。

 しかし、30日になって移植を許可した際の条件に従っていないとして、沖縄県が許可を撤回していました。

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