菅総理「重症患者ら以外は自宅療養を基本に」[2021/08/02 23:25]

 菅総理大臣は関係閣僚と協議し、感染が拡大している地域で病床確保に向けて重症患者や重症化リスクの高い人以外は原則、自宅療養とする方針を取りまとめました。医療の逼迫(ひっぱく)を防ぐ狙いがあります。

 菅総理大臣:「重症患者や重症化リスクの特に高い方には確実に入院して頂けるよう必要な病床を確保します。それ以外の方は自宅での療養を基本とし、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備します」

 さらに、菅総理は病状を丁寧に確認するために往診の診療報酬を拡充させる方針を示しました。

 また、重症化リスクを7割減らすとされる治療薬を今後、在宅患者にも積極的に投与する考えを示しました。

 菅総理は3日にも医師会や病院関係者と面会し、協力を要請する予定です。

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