総選挙と総裁選「全体で考える」コロナ優先も菅総理[2021/08/06 15:02]

 菅総理大臣は衆議院の解散・総選挙と自民党総裁選について、新型コロナ対策が最優先だと強調したうえで、衆議院議員と総裁の任期満了が迫る状況を踏まえ、「全体で考える」と説明しました。

 菅総理:「そうしたことは考えて、全体としていかなきゃならないというふうに思っていますし、どんどんと限られてますので、そのなかで判断しなきゃならない。こういうふうに思っています」

 また、記者会見では「総裁選の後に解散・総選挙を行う考えはあるか」と問われましたが、言及を避けました。

 菅総理は解散・総選挙について、4月に「総裁任期のなかで機会を見て考えなければならない」と話していましたが、政権の支持率が低位で推移するなかで自民党内には、まずは総裁選で「選挙の顔」を決めるべきだという声もあります。

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