自民党総裁の椅子「写真用ですから」 宮澤喜一[2021/09/05 20:00]

9月29日に行われる自民党の総裁選挙。各候補が「総裁の椅子」を目指します。
歴代の新総裁はこの椅子に座った時、何を語ったのか。シリーズで公開します。

=========

第15代・宮澤喜一総裁

成立を目指した政治改革関連法案が廃案になり、衆院を解散する姿勢を見せた海部総理は、党内の反発で1991年10月の総裁選出馬も断念します。
後継は宮澤喜一氏、渡辺美智雄氏、三塚博氏の3人で争われました。
最大派閥・竹下派の小沢一郎会長代行に各候補が政策を説明する“小沢面接”を経て、27日に行われた投票で宮澤氏が当選。
29日に臨時党大会で正式承認され、午後4時から恒例の“総裁の椅子”での撮影会が始まりました。




記者)総裁の椅子に座った感想は?
宮澤)いやーこれ写真用ですから あんまり本当のじゃないかなぁ

記者)率直な感想ですか
宮澤)それにあんまりここに座った総裁って見たことない

前はあそこに原敬さんの大きな額があってどこにいったのかな

まだあいさつ回りとかね。それからテレビとか報道関係のことを
もうほとんど一日中やって
ものを考える暇がないもんですからね。なんとなく実感は乏しいです。

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

こちらも読まれています