菅総理が総裁選“不出馬”自民党で立候補動き活発化[2021/09/04 06:22]

 菅総理大臣が自民党の総裁選挙に出馬しない意向を示したことを受け、党内では立候補に向けた動きが活発化しています。

 菅内閣の一員である河野行革担当大臣が立候補の意向を固めました。所属する麻生派の支援は不透明ですが、若手を中心に派閥横断的に支持が広がる見込みです。

 野田幹事長代行も二階幹事長に出馬の意欲を伝えました。二階派幹部は、「推薦人があと少しという状況までいけば支援してもいい」と話しています。

 高市前総務大臣も立候補に意欲を示していて、安倍前総理の支持を得られるかが焦点です。

 すでに立候補を表明した岸田前政調会長は、この週末もオンラインの対話集会を開催するなど支持を訴えます。

 一方、石破元幹事長は態度を明確にしていませんが、二階派の一部に擁立を模索する動きがあり、出馬に踏み切る可能性もあります。

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