北方領土でロシアが経済特区構想 官房長官「遺憾」[2021/09/06 15:10]

 北方領土での経済特区構想について「遺憾だ」と指摘しました。

 加藤官房長官:「ロシア側に対しては、かかる特恵制度は北方四島に関する我が国の立場と相いれないこと。また、(日ロの)共同経済活動は我が国の法的立場を害することなく実施する必要があることをしっかり認識するよう求めているところであります」

 プーチン大統領は3日、北方四島に特区を創設し、企業の税金を10年間免除すると表明しました。

 これに対して加藤長官は、「日本の立場と相いれない」として「遺憾」の意を示し、3日にロシア側に申し入れたことを明らかにしました。

 ロシア側には実効支配を強める狙いがあるとみられます。

こちらも読まれています