“逆風の衆院選”見据え「新総裁には選挙の顔」望む[2021/09/06 17:15]

 間近に迫る衆議院選挙に向け、「顔」となる人物は誰なのか。番組では、ある中堅議員の週末に密着しました。

 自民党・長島昭久衆院議員:「『1年半、何やっているんだ』『何もやってないじゃないか』って。何もやっていないって言われると、そうでもないんだけどもと思いながらですね…。『口答えするな、口答えするな』って…」

 先週末の雨のなか、東京・府中市の選挙区であいさつに回る自民党・長島昭久議員。

 ポスターは河野行政改革担当大臣との2ショット。今年1月、河野大臣がワクチン担当となったタイミングで新たに作り直しました。

 自民党・長島昭久衆院議員:「(Q.(総裁選)心の中で推す人は決まっている?)今、取り沙汰されている人のなかから、こういう人だったら、この難局を乗り越えていけるっていう方はいますよ」「(Q.ちなみにどなた?)いえいえ、そんな軽はずみに(言えない)。29日に」

 29日に迫る総裁選。その後に待っているのは衆議院選挙です。

 自民党・長島昭久衆院議員:「強烈な逆風だと思います。『嵐の中へ飛び込んでいく』という、そういう覚悟でやってますよね」

 衆院選に向けて危機感をあらわにする自民党議員。一方、同じ選挙区である立憲民主党の菅直人元総理は今回の事態を厳しく非難します。

 立憲民主党・菅直人元総理:「次の総理が決まるまで1カ月以上の政治空白になるわけですよ。私は極めて無責任だと思います。国民の皆さんが、そのことをきちんと捉えてもらえれば結果として、これ以上、顔ぶれが変わったからといって、自民党の体制が変わらない限りは、やはりこれは信任できないという、そういう声が強くなるだろうと」

 29日に行われる自民党総裁選。投票権を持つ自民党議員は383人で、そのうち衆議院議員が275人。この半数近くの126人が当選3回以下の若手議員になります。

 これまで「安倍1強」という強い追い風に乗って勝利してきただけに、選挙基盤が弱い若手議員。そのため、新しい自民党総裁には衆院選の「顔」となってくれる人が望まれるというのです。

 また、党内の雰囲気も一変したとの声も聞こえます。

 自民党若手議員:「総裁選になって自民党は元気になったよ。選挙情勢で皆、うなだれたわけだから、若手は元気になった」

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