河野氏 10日に出馬表明へ 自民総裁選の動き本格化[2021/09/09 12:05]

 自民党の総裁選を巡り、河野行革担当大臣は10日、出馬を表明したい考えで最終調整が行われています。

 (政治部・土田沙織記者報告)
 河野大臣はまもなく派閥のトップ・麻生副総理と会談します。この会談で麻生氏の容認を得られれば、河野氏は10日に会見を開き、出馬を表明する考えです。

 河野氏は8日、「脱原発」や「女系天皇容認論」ついて持論を封じたとされています。ただ、河野氏の周辺は「丁寧に説明すれば理解は得られる」としていて、整合性を図って支持につなげていきたい考えです。

 一方、岸田氏は組織票をにらんで業界団体回りをこなしながら政策をアピールしています。

 また、高市氏は支援を受ける安倍前総理大臣の保守の路線を全面に打ち出し、9日からあいさつ回りを本格化させます。

 午後には多くの派閥が会合を行いますが、構図を見極める状況が続く見通しです。

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