自民党総裁の椅子「2回目だが責任の重さ」安倍晋三[2021/09/15 19:00]

9月29日に行われる自民党の総裁選挙。各候補が「総裁の椅子」を目指します。
歴代の新総裁はこの椅子に座った時、何を語ったのか。シリーズで公開します。

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第25代・安倍晋三総裁

2012年9月、谷垣禎一総裁の任期満了に伴う後継総裁選びには、石原伸晃幹事長(当時)、衆院議員の町村信孝、石破茂、安倍晋三の各氏と林芳正参院議員が立候補しました。
26日、両院議員総会での投票で当選した安倍新総裁は午後6時すぎ、総裁室で6年ぶり2度目の撮影会に臨みました。


記者)総裁、座り心地は?
安倍)そりゃまあ2回目になりますから、責任の重さを感じますねここに座りますと。

記者)1度目と2度目で違いますか?
安倍)まあその間6年間でいろんなことを経験しました。

記者)デザインだったり飾りつけ当時と違いますか?
安倍)実は私が幹事長の時に、総裁室と幹事長室作り変えたんですね。
ですから当時と変わって、変わっていないといいますか私の総裁時代の写真があそこにある所と、それと福田元総理の写真と麻生元総理の写真があるという。

記者)今のお気持ちとしては懐かしいという感じですか?
安倍)それは全然、全く新たな気分でこの部屋に入ってきましたので、懐かしいとかそういう感傷は全く、そういう気持ちになるのかなと思ったら全くないですね。
これからですから。

記者)総裁、本当に座る椅子はまた別の椅子?
安倍)これからまさに、谷垣(前)総裁がですね、解散に向けて野田さん(民主党:当時の首相)の約束、約束をするところまでこじつけて頂けたわけですから、これからですね、そこのところにやはり、今各地域で戦っている選挙を待っている人たちもですね一日も早くという思いでしょうしね、まあそして日本のためにも政権を交代することがですね、国益にもなると、この信念でですね頑張っていきたいと思います。

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

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