自民党総裁選4候補が討論“ネット中傷”で主張展開[2021/09/19 06:47]

 自民党総裁選挙の4人の候補者がインターネット番組に出演し、ネット上の誹謗中傷への対策について、主張を展開しました。

 岸田前政調会長:「政治家は(批判や意見は)謙虚に受け止めなければならない。ただ個人の方の人格否定や誹謗(ひぼう)中傷は全く別問題です。ネットにアップされた情報を削除する方法も考えていかなければならない」

 高市前総務大臣:「匿名であってもインターネット上での誹謗(ひぼう)中傷、名誉毀損、著作権侵害など、これ犯罪ですから証拠を消されないうちに対応ができる。そのための体制づくり・法整備が必ず必要だ。人の命を奪うようなことがあってはなりません」

 野田幹事長代行:「落とさなくてよい命を落とすことになっている。これはやはり由々しきことなんだろうなと。私個人はずっと誹謗(ひぼう)中傷されているので、私を攻撃することで気分が晴れるのであればどうぞという寛容な気持ちでいるんですけど、皆さん自身の心を痛めることになってはいけない」

 河野行革担当大臣:「私はよくツイッターをブロックすると言われますが、私がブロックをしないと私のフォロワーが誹謗(ひぼう)中傷のリプ(返信)を読まなければいけない。それを人に見せることを強制するというのは相手が芸能人であれ、政治家であれ、誰であれ、そういうことはできないだろう」

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