日印首脳 中国念頭に「一方的な現状変更に反対」[2021/09/24 11:13]

 ワシントンを訪問している菅総理大臣は、インドのモディ首相と会談し、中国の海洋進出を念頭に「一方的な現状変更の試みに強く反対」することで一致しました。

 日本とインドの首脳会談では、中国への対抗を念頭に「法の支配に基づく国際秩序の形成のため」緊密に連携していくことで一致しました。

 そのうえで、「経済的威圧や、東シナ海や南シナ海での力による一方的な現状変更の試み」に「強く反対していく」点を確認したということです。

 一方、北朝鮮の弾道ミサイル発射については、安保理決議違反だとして、強く非難しました。

 日本時間の25日未明には、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国による首脳会談が行われる予定で、外務省幹部は「4カ国の枠組み『クアッド』の鍵を握るのはインドだ」と位置付けています。

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