“次の総理”4候補どうする?「ロックダウン」論戦[2021/09/24 17:52]

 自民党総裁選各候補者の政策、24日はロックダウンについて比較していきます。

 まずは第5波の真っただ中、8月の中旬に行われたANNの世論調査でロックダウンについて、「必要がある」と答えた方は67%に上りました。「必要ない」という方が21%でした。

 各候補者はどんなふうな政策を訴えるのでしょうか。

 ロックダウンへの法改正について議論が交わされました。

 まずは河野さんです。念のためだがロックダウンを含めた法改正を検討したいと。ただ、なるべく人流抑制をやって感染の波を小さくするのが大事と言っています。

 続いては岸田さんです。欧米諸国のような厳しいロックダウンというのは日本に適していない。ワクチン接種証明や陰性証明を組み合わせて人流抑制をお願いする“日本型ロックダウン”を考えたいと主張しています。

 そして高市さんです。新たな変異株が流行し、ワクチンや治療薬が全く効かない事態に備え、ロックダウンなどができる法律を作っておく。その際には与野党で合同チームを作りしっかり合意をすると訴えています。

 最後に野田さんです。現状のままなら早期発見、早期治療をしっかりとやり重症化を止めたい。ロックダウンに走るよりも科学的知見や医療を使って収束させたいと主張しています。

 法整備により積極的な河野さんと高市さん、そして、それ以外の方法を模索しようという岸田さん、野田さんということで緩やかに濃淡が出たのがよく分かりました。

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