菅総理、事実上の“退任会見”飲食制限解除など強調

　菅総理大臣は19都道府県を対象とした緊急事態宣言などの全面解除を受け、今後、段階的に飲食などの制限解除を進めていく考えを強調しました。

　菅総理大臣：「ようやく社会経済活動の正常化が見えてきました。私自身がお約束してきた安心とにぎわいのある日常の回復に向けて段階的に制限の解除を進めて参ります。明かりは日々輝きを増している、このように実感をしております」

　事実上の退任会見となった今回の会見で菅総理は感染対策と経済活動の両立に向け、「病床をしっかり確保していく体制を作ることが大事だ」と訴えました。

　そのうえで、今後のワクチン接種について「すでに2億回分の契約を結んである。年内にも3回目の接種が開始できるよう準備を進める」と強調しました。