空母化する護衛艦「いずも」で米軍F35Bの発着訓練[2021/10/05 15:12]

 防衛省は、事実上「空母化」する海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」で、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bの発着訓練を行ったと発表しました。

 海上自衛隊の護衛艦にF35Bが離着陸するのは今回が初めてです。

 「いずも」は、短い滑走路で離陸可能なF35Bを運用できるよう「空母化」に向けて、甲板の耐熱性を向上させる改修を今年6月に終えています。

 3日は四国沖において、離着陸に支障がないか改修結果を検証し、問題ないことが確認されたということです。

 自衛隊は現在「F35B」を保有していませんが、2023年度までに18機導入する予定です。

 岸防衛大臣は、「日米の緊密な協力を示すもの」と述べ、訓練の意義を強調しました。

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