8月の消費支出3%減 第5波“自粛”外食費落ち込む[2021/10/08 11:27]

 総務省が発表した8月の家計調査で、2人以上世帯の消費支出は26万6638円と、物価変動の影響を除いた実質で前の年の同じ月から3%減りました。減少は2カ月ぶりです。

 新型コロナウイルスの第5波の影響で、東京都などへの緊急事態宣言の発出による外出自粛などの影響を受け、消費が冷え込んだ形です。
 
 特に落ち込んだのが、飲酒代などの外食費や、婦人服やハンドバッグなど外出に伴う支出でした。

 一方で、弁当や冷凍調理食品など、いわゆる「中食」の支出は増加していて、この傾向はコロナ前の2019年に比べて顕著になっています。

 総務省では今後の動向を引き続き注視していくとしています。

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