国会で代表質問最終日 衆院解散前に最後の論戦[2021/10/13 12:05]

 国会では代表質問が最終日を迎えています。14日午後に衆議院が解散される見通しで、各党の最後の論戦が繰り広げられています。

 (政治部・土田沙織記者報告)
 公明党からのGoTo事業の再開を求める声に対して、岸田総理は、抜本的に見直す考えを示しました。

 公明党・山口代表:「これまでの教訓を生かした創意工夫を盛り込み、安全・安心の観光産業の復興の原動力として、新たな『GoToキャンペーン』を実施して頂きたいと思います」

 岸田総理大臣:「ワクチン接種証明や検査の活用による安全・安心の確保を前提とした仕組みに抜本的に見直すとともに、週末の混雑回避の工夫や中小事業者への配慮などについても検討して参ります」

 また、岸田総理は再開時期については具体的に触れず、感染状況を見ながら慎重に検討していく考えを示しました。

 一方、日本維新の会の片山共同代表は、解散から投開票までの期間が、現行憲法下で一番短いことについて「しっかりとした理由がいる」と説明を求めました。

 岸田総理は、今後のコロナ対応に備えて「国民の信を得たうえで、大胆な経済対策を実現したい」と述べ、改めてその意義を強調しました。

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