衆議院解散受け 各党が事実上の選挙戦スタート[2021/10/15 06:26]

 衆議院の解散を受け、各党は事実上の選挙戦に入りました。各党の党首は14日夜に報道ステーションに出演し、舌戦を繰り広げました。

 自民党・岸田総裁:「分配するには成長、経済の成長があって成長の果実を分配する。いきなり借金で分配するというのではなくして、経済の好循環、経済を成長させてその果実を分配する」

 公明党・山口代表:「特に飲食、あるいは観光などで困っている方々に感染対策、収束を見届けたうえでGoToキャンペーンなどを開始していくということも必要だと思います」

 立憲民主党・枝野代表:「成長させるには消費を伸ばす、消費を伸ばすためには所得の低い人の所得を伸ばす。老後や子育てや雇用の不安があるから財布のひもがゆるまない。老後や子育てや雇用の安心を作ることが何よりもの成長戦略です」

 共産党・志位委員長:「コロナで家計が収入が減った方々を対象に広く中間層まで対象にして一人基本10万円の給付金、『暮らし応援給付金』を提案しています」

 日本維新の会・松井代表:「日本この30年成長してこなかったんですよ。ここをもう少し具体的にどうしたら成長するのか、我々が言っているのは規制緩和です。日本に新しい産業を生み出していこうと」

 国民民主党・玉木代表:「今ガソリンが上がってますから、トリガー条項といってリッター160円を超えたらいったんその上乗せしている税金を取らないっていうことを、これ凍結されてるんで解除して、特に地方で車で生活しかできない人困ってますから」

 れいわ新選組・山本代表:「コロナという状況でも、国は中途半端な支援しかしていません。10万円の給付金と眼帯みたいなマスク2枚だけです。一部のものだけをおいしい思いさせるために多くを貧しくしていった。お金出してください。大至急です。国債発行です」

 社民党・福島党首:「富の偏在、格差拡大、貧困拡大をむしろ政治がやってきたことを変えないっていう決意、変えないっていうわけですから、これはやっぱり政治を変えなくちゃいけない。生存のための政権交代が必要です」

 NHK党・立花党首:「敵基地攻撃能力こういったものもしっかりと保有する、そういった形で10年後も安心に暮らせる日本を他国に侵略されていない日本をつくると考えております」

 衆議院選挙は19日公示、31日投開票の日程で行われます。

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