衆院選 1票の格差 31の選挙区で2倍超える[2021/10/20 01:30]

 19日に公示された衆院選で、最高裁が問題視する一票の格差が2倍を超える選挙区が全国で31に及ぶことがテレビ朝日のまとめで分かりました。

 最も倍率が高いのは東京13区の2.086倍で、次いで東京10区の2.085倍となっています。

 倍率の高い選挙区が最も集中しているのも東京都で25ある選挙区のうち18の選挙区で2倍を超えています。

 次いで集中しているのは神奈川県の6つの選挙区で、埼玉県で3つ、北海道で2つ、千葉県と兵庫県でそれぞれ1つずつとなっています。

 総務省ではこうした格差を是正するため、来年5月には区割りを変える勧告をすることにしていますが、今回の選挙には審議が間に合いませんでした。

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