9月の消費者物価0.1%上昇 1年6カ月ぶりにプラス[2021/10/22 10:30]

 総務省が発表した先月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いて前の年の同じ月に比べて0.1%上昇し、1年6カ月ぶりにプラスに転じました。

 携帯電話の通信料が大きく下がった一方で、宿泊料が43.1%上昇し、全体を押し上げました。

 前の年に行われた政府の観光事業政策GoToトラベルが現在は停止している影響で消費者の負担が増えた形です。

 また、電気やガソリンなど、エネルギー関連が7.4%上昇しています。

 総務省では今後も全体として上昇傾向が続くとしています。

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