31日に投開票日を向かえた衆院選について、自民党・河野広報本部長に話を聞きます。
(Q.党の顔として全国を回ったと思いますが、自民党に対する有権者の視線を、どのように感じましたか?)
多くの選挙区が大変な接戦になっています。一対一の戦いは、どこの選挙区でも大変厳しい選挙になっています。最後に踏ん張って、1人でも多くの仲間に当選してきてほしいと思っています。
(Q.ワクチンの摂取担当大臣として、内閣で本当に色んな仕事をしてきました。コロナ禍を経験するなかで、自公政権は何を得ましたか?)
菅総理がワクチンに相当力を入れられて、とにかくこのワクチン接種を急げということで、全面的にバックアップをして頂いた。その結果が、今日の感染者数が極めて少なくなったということだったと思います。
国民の皆様にきちんと、科学的に効用を説明をして、やって頂く。ただ、それぞれの自治体ごとにやり方が違っていいと思うんです。国は財政的な責任を取るけれど、やり方はそれぞれの自治体にお任せする。それでここまで来れたんだと思います。
国と地方の役割分担。今回は非常事態なのに平時のやり方でやりましたので、平時と非常時の切り替えをどうするか。次に何か起こる非常事態の前に、しっかり議論しておく必要があると思います。
(Q.ウィズコロナの時代、経済との両輪を回していくステップに入ったと思います。一番大事なことなんですか?)
ワクチンがこれだけ進み、治療ができるのみ薬の開発も進んでいます。あとは、いかに安いコストで大量に検査をすることができるか。そうしたことに少し力を入れていく必要があるんだろうと思っています。
この辺の状況で、経済を回していくことができれば、そんなにコロナを怖がらずに経済を再起動することができるのではないかと思います。
(Q.総裁選挙は、これからもあります。今回の衆院選の結果にかかわらず、ご自身が自民党を率いていくんだという決意を示しましたが、今後も変わりませんか?)
これから世界経済が混乱する状況になってくる可能性が非常に大きいなかで、国民の生活の安定や、豊かさを実感して頂けるために、政治は全力を挙げてやらなければいけないと思います。政策の議論をしっかりやっていきたいと思います。
(Q.次の総裁選挙のために動き始めるのはいつごろになりそうですか?)
そんなことよりも、まず経済を安定させることに、政治は力を注いでいかなければいけない時期だと思います。
(Q.今は岸田政権に対して協力し、バックアップをしていくということですね?)
結論が出たら一致団結してやるというのが、自由民主党です。
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