政治

2021年11月1日 06:09

自民「絶対安定多数」立憲14議席減 維新は約4倍

2021年11月1日 06:09

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 衆議院議員選挙は自民党が国会を安定して運営できるいわゆる「絶対安定多数」261議席を単独で獲得しました。

 自民党は公示前の276からは15議席減らしましたが、野党共闘で候補者の一本化を進めた立憲、共産両党などとの接戦に競り勝ちました。

 その結果、衆議院にある17の常任委員会すべてで委員長を出したうえで、過半数の委員を確保できるいわゆる「絶対安定多数」を確保しました。

 公明党が獲得した32議席と合わせると、与党で293議席を確保したことになります。

 岸田総理大臣:「自民党の単独過半数、これも国民の皆さんにお認め頂いた。ぜひそうした結果を踏まえてこれからしっかり政権運営、国会運営を行っていきたいと思っています」

 一方、野党側は公示前は110議席だった第1党の立憲民主党が14議席を減らしました。

 これに対して日本維新の会は公示前の11議席からおよそ4倍となる41議席を獲得し、野党第2党に躍進しました。

 共産党は公示前の12議席から2議席減らしました。

 なお、今回の衆議院選挙の推定投票率は55.33%前後で、戦後3番目に低くなる見通しです。

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