立憲、一本化は不発で議席減 幹部やベテランも落選[2021/11/01 11:55]

 野党側は多くの選挙区で候補者を一本化して戦いましたが、立憲民主党と共産党は議席を減らす結果となりました。

 (政治部・岡香織記者報告)
 自民党への批判票の多くは日本維新の会に流れた形で、立憲民主党としては期待感が高まるどころか、惨敗したことに危機感が漂っています。

 立憲民主党・福山幹事長:「議席が減るということはほとんど考えていなかったので、非常に私自身も残念に思いますし」

 立憲民主党は、一本化した選挙区で新人候補が複数当選しましたが、比例票を大きく減らし、幹部やベテラン議員までが落選する事態となりました。

 ある中堅議員は、「比例票が伸びないのは党のイメージが悪いからで、それは幹部のせいだ」と話すなど、枝野代表の責任論も出ています。

 福山幹事長は、「執行部に責任はある。自分の腹は決めている」と辞任する考えも示唆していて、2日の役員会で今後の対応について議論します。

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