ドイツ軍の艦艇 およそ20年ぶりに日本に寄港[2021/11/05 23:32]

 岸防衛大臣は東京に寄港しているドイツ海軍のフリゲート艦を視察し、日本とドイツの防衛協力を一層、発展させていく考えを示しました。

 岸防衛大臣:「バイエルンの寄港は、強まるニ国間関係を象徴するのみならず、今後のさらなる日独防衛協力発展の足掛かりとなります」

 フリゲート艦「バイエルン」は4日から関東の南の海上で自衛隊と共同訓練を行い、5日午後2時ごろ、東京に寄港しました。

 ドイツ軍の艦艇が日本に寄港するのはおよそ20年ぶりです。

 ドイツは去年、インド太平洋地域での外交や安全保障に貢献するため、日本などとの関係を強化する方針を打ち出しています。

 バイエルンの派遣は北朝鮮が国連制裁決議に違反して洋上で物資を積み替える「瀬取り」の行為を監視するほか、インド太平洋地域で影響力を拡大している中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

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