岸防衛大臣 海自最大級の護衛艦「いずも」を視察[2021/11/08 23:32]

 岸防衛大臣は事実上の「空母化」を進める海上自衛隊最大級の護衛艦「いずも」を視察しました。

 「いずも」は、短い滑走路での離陸や垂直着陸が可能なアメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を運用できるように改修を行っています。

 岸大臣は耐熱性を向上させた甲板の状況を確認し、先月行われたアメリカ軍との発着訓練についても説明を受けました。

 岸大臣は「新たな安全保障環境に対応するため、F35Bの離発着を可能にすることは防衛政策の遂行上、必要不可欠だ」と述べ、「空母化」の意義を強調しました。

 視察後には、岸田政権が取り組む車座対話の一環として、海外に派遣された隊員の留守を守る家族との意見交換を行い、帰国後の休暇の確保などのサポートに取り組む考えを示しました。

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