防衛省が誤探知認める 北のミサイル数を1発に訂正[2021/11/10 06:37]

 防衛省は先月19日、北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射したと発表していましたが、レーダの誤探知があり、実際は1発だったと訂正しました。

 防衛省はこれまで2発と発表していたうちの1発について分析を進めていました。

 その結果について9日、「能力が向上した警戒監視レーダが偶然に宇宙物体を捉え、それを弾道ミサイルの航跡と判断したものとの分析に至った」と公表し、誤探知だったことを認めました。

 アメリカや韓国軍は当初から1発のみの発射としていて、見方が分かれていました。

 防衛省は、北朝鮮のミサイル技術の著しい発展は「看過できないものだ」としたうえで「今回のような事案が再びないよう対応の手順を見直すとともに、能力の向上に努める」としています。

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