安倍派が発足 憲法改正「議論の先頭に立とう」[2021/11/11 19:55]

 自民党の細田派は総会を開き、新会長に安倍元総理大臣が就任することを全会一致で決めました。最大派閥「安倍派」が正式に発足しました。

 自民、安倍派・安倍晋三会長:「世界の真ん中で輝く日本を次の世代に引き渡していくために、党内最大の政策集団として皆さんとともにその責任を果たしていく」

 会長を務めていた細田元官房長官が衆議院議長に就任したことに伴い、その後任として安倍元総理が会長に就任しました。

 安倍元総理は2012年に自民党総裁に就任後、派閥を離脱していましたが、9年ぶりに復帰して会長を務めることになります。

 就任にあたって安倍元総理は憲法改正について触れ、「議論の先頭に立とう」と呼び掛けるなど、安倍派が中心となって議論を進めていく考えを強調しました。

 一方、先月の衆議院選挙で落選した石原元幹事長は、自身が率いる派閥の会長を辞任する意向を示しました。

 自民、石原派・石原伸晃会長:「バッジを今なくしましたので、石原派はですね、きょうをもって幕を下ろさせて頂きたいと思います」

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