石油備蓄放出に加え、ガソリン価格の激変緩和措置も[2021/11/24 10:49]

　岸田総理大臣は高止まりする原油価格への対応策として、国の石油備蓄の一部を売却すると発表しました。

　岸田総理大臣：「バイデン大統領が石油の放出を発表したということを承知しております。米国とはこれまでも国際石油市場の安定のために連携をとってきましたが、わが国としましても米国と歩調を合わせ、現行の石油備蓄法に反しない形で国家備蓄石油の一部売却することを決定致しました」

　岸田総理は、そのうえで、「産油国への働きかけや、農業、漁業などに対する業種別の対策」に加え、「ガソリン価格の急激な値上がりへの激変緩和措置をしっかりと行っていく」と表明しました。