日本の駐アフガニスタン大使 タリバン幹部と会談[2021/11/25 12:35]

 日本の駐アフガニスタン大使が、8月の首都カブールの陥落後に初めて現地を訪れ、タリバン暫定政権の幹部と会談を行いました。

 外務省によりますと、アフガニスタンにある日本大使館の岡田大使は、今月24日までの4日間、カブールを訪問しました。

 岡田大使は、バラダル副首相らタリバンの幹部と会談し、支援のために滞在している日本人の安全確保や、出国を希望しながら今も残されているおよそ200人の日本大使館の現地スタッフらの速やかな出国を求めました。

 日本のアフガニスタン大使館は今、カタールで業務を行っていますが、外務省幹部は「カブールでの再開も念頭に視察した」と述べていて、今後、関係国と連携しながら治安などを見極めていく方針です。

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