日中国交正常化50周年に向け 国民の交流を後押し[2021/11/25 20:26]

 林外務大臣はテレビ朝日などのインタビューに応じ、来年の日中国交正常化50周年に向けて国民の交流を後押ししていく考えを示しました。

 林外務大臣:「ここ数年、新型コロナの影響もあって、日中間の国民交流というものが非常に低調になってきております。日中国交正常化50周年である来年を契機に、経済・国民交流も後押ししていくことで一致しているところです」

 林大臣は18日の日中外相による電話会談で、王毅外相から招請されていた自身の訪中について「外交を進めるにあたっては、国民の理解が重要だ」としたうえで、「具体的な検討を行っているわけでもない」と火消ししました。

 林大臣の訪中を巡っては、自民党の佐藤外交部会長が「完璧に間違ったメッセージを海外に出すことになる」と述べ、慎重な対応を求めるなど党内から反発が出ていました。

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