衆議院小選挙区が東京などで10区増え、10県で1区ずつ減ることが去年行われた国勢調査の結果で確定しました。内閣府の審議会は来年6月までに総理大臣に勧告する方針です。
総務省によりますと、先月30日確定した去年の国勢調査による人口に比例した配分の「アダムズ方式」で小選挙区が増加するのは、東京で5区、神奈川で2区、埼玉、千葉、愛知で1区ずつの合わせて10区です。
逆に減少するのは、宮城・福島・新潟・滋賀・和歌山・岡山・広島・山口・愛媛・長崎の10県でそれぞれ1区ずつ減ります。
これにより、一票の格差が2倍未満になります。
具体的な区割りは、内閣府の審議会が見直し、来年6月25日までに総理大臣に勧告するということです。
広告