沖縄の酒税軽減「段階的」廃止へ 政府与党が方針[2021/12/02 08:35]

 沖縄県産のビールや泡盛にかかる酒税の軽減措置について、政府・与党は段階的に廃止する方針を固めました。

 沖縄県内で製造し、県内に出荷されるビールや泡盛の酒税を巡っては、沖縄県が本土に復帰した時から県内の消費者や経済への影響を考慮して軽減されています。

 現在は、泡盛は35%、ビールは20%、酒税を引き下げていますが、政府・与党はこの軽減措置を段階的に廃止し、ビールは2026年10月に、泡盛は2032年5月に優遇を終わらせる方向で調整しています。

 来年、沖縄が本土復帰から50年を迎えるなか、酒造産業の自立を促す狙いがあります。

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