組閣の日 1972年〜 田中総理 史上最年少就任[2021/12/04 20:00]

田中角栄氏は、1972年、「日本列島改造論」を掲げて、自民党総裁選に勝利し、
当時史上最年少の54歳で総理大臣に就任しました。

三木武夫氏は副総理、中曽根康弘氏は通産大臣など、大平正芳氏は外務大臣。
この2カ月半後に、日中国交正常化を果たします。

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12月の第2次田中内閣の発足時のひな壇では、ポスト佐藤栄作の座を争った
「三角大福中」(さんかくだいふくちゅう)と呼ばれた5人が、左から「中三角福大」の順に最前列に並んでいます。
その後、全員が総理大臣になります。

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1973年の改造の時には、同じ5人が、今度は「中福角三大」の順に並びました。

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翌、1974年の改造では、三、福の2人はいませんが、
3列目には、この時、防衛庁長官として初入閣した後の総理、宇野宗佑氏の顔が見えます。
その向かって左隣も後に総理になる、竹下登官房長官です。

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