防衛省 沖縄県の“不承認”取り消し求める審査請求[2021/12/07 14:26]

 在日アメリカ軍普天間基地の移設をめぐり、国が求めていた設計変更を、沖縄県が不承認としたことを受け、防衛省は対抗措置として不承認の取り消しを求める審査請求の申し立てを行ったと明らかにしました。

 普天間基地の移設を巡っては、移設先となる名護市辺野古の海域で見つかった軟弱地盤の改良のため、国が設計変更を申請していましたが、先月25日、沖縄県の玉城知事が重要地点の調査が行われていないなどとして、不承認にしました。

 これを受けて防衛省は、対抗措置として行政不服審査法に基づき、国土交通省に不承認の取り消しを求める審査請求の申し立てを行ったと明らかにしました。

 今後、国土交通大臣が防衛省の申し立てに関し、沖縄県の不承認とした判断について審査する方針です。

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