立憲 オミクロン株対応・文通費で岸田総理質す[2021/12/09 12:27]

 国会では、参議院で代表質問が行われています。立憲民主党は、オミクロン株への対応や、毎月100万円支給される文通費を巡り、岸田総理大臣をただしました。

 (政治部・野中里紗記者報告)
 水際対策について問われた岸田総理は、強い危機感を持って対応していると説明しました。

 立憲民主党・小西参院議員:「(オミクロン株について)なぜ待機施設の増強、PCR検査の実施等の水際対策を(経済対策のうちの)ほんのわずかの予算を使って実行できないのか」

 岸田総理大臣:「限られた医療資源を集中して緊急避難的、予防的措置を講じているところです。引き続き強い危機感を持って状況の把握に努めるとともに、各国・地域の感染状況を踏まえ、機動的かつスピード感を持って必要な対応を行って参ります」

 さらに、岸田総理は必要に応じて追加的にPCR検査を行うなど、適切に対応していると強調しました。

 また、ワクチンの3回目接種に向けては、ファイザー社との供給契約についてスケジュールの前倒しの交渉を進めていることを明らかにしました。

 文通費の使途報告については、各党で議論し合意を得る必要があると述べるにとどめています。

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