100万円文通費 維新・国民が“日割りのみ”認めず[2021/12/10 17:21]

 国会議員に毎月支給される100万円の「文通費」を巡り、維新・国民両党は、日割り支給や使途の公開を盛り込んだ立憲民主党の法案に賛成するものの、日割り支給だけを優先する法改正は認めない考えで一致しました。

 日本維新の会・藤田幹事長:「(文通費が)どのように使われているかということに国民が興味、関心、疑念を持たれているというのが本来の今回の議論の出発点でありますから、日割りはあくまでもスタートで」

 国民民主党・榛葉幹事長:「この日割りだけの一回ぽっきりでお茶を濁すとするなら、それは論外」

 「文書通信交通滞在費」を巡り、立憲民主党は日割り支給の導入に加えて使い道の公開や未使用分の国庫返納を義務付ける改正案を提出しています。

 ただ、与党側は日割り支給の法改正を優先する方針で、立憲民主党も「日割りの法案の成立を妨げるものではない」と容認する考えを示しています。

 維新・国民両党は、あくまで使い道の公開も含めた法改正を求める方針で、与野党の議論が折り合う見通しは依然立っていません。

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